君は、ガンバの冒険!というアニメを知ってるかい?
現在活躍中の冒険ものを題材としている多くの漫画家さんに大きな影響を与えたに違いないと思えるほどの傑作アニメがガンバの冒険!である。
昭和アニメのんかでも傑出したガンバの冒険!が、XXXさんのご厚意で第三話までYouTubeで公開されました。
今回は、このガンバの冒険!という 昭和のアニメをご紹介します。
子供の頃にみていたおじさん、おばさん世代だけではなく今の子供達にも見せてあげたい傑作アニメです。
では、さっそく ガンバの冒険!に旅立とう。
ガンバと仲間達
ガンバの冒険の主人公は、ネズミ達である。
好奇心と勇気あふれる主人公 ガンバ
ガンバのお友達の鼻のきく ボーボ
ちから自慢の ヨイショ
頭脳明晰な ガクシャ
医者で詩人で酒飲みの シジン
イカサマ博打の イカサマ
助けを求めに港にやってきた 忠太
この7匹が、海を渡る冒険の旅に出て、ノロイというイタチの化け物と戦うというお話です。
あらすじ
ある日、海がどうしてみたくなったガンバは、嫌がるボーボを連れて海を見に行く
そこで出会ったのが、けがをしている忠太と港町に住んでいるヨイショ達である。
ちゅう太のふるさとの島は、ノロイという(イタチ達)に襲われピンチに陥っている。
忠太は、このピンチを救ってくれる勇者を探して島を抜け出し、瀕死の重傷を負いながら港までたどり着いた。
しかし、ちゅう太の話野中でノロイという言葉が出ると ネズミたちは、恐怖に逃げ出し誰も助けてくれようとしない。
たまたま居合わせたガンバが立ち上がり、港で仲間になったヨイショ、ガクシャ、シジン、イカサマ そしてボーボ、ガンバと忠太がノロイを倒すべく海を渡る冒険の旅に出かける。
ガンバ達は、ノロイの待つ島にたどり着けるのか?
そして、ノロイを倒し、ちゅう太の仲間を助けることができるのか・・・
ノロイという恐怖
このアニメの最大の特徴は、ネズミというとても弱い存在が、友情と知恵と勇気で巨大な恐怖であるノロイという敵を倒すという目的を達成するというところにあります。
しかしノロイ(白いイタチ)の描き方が、恐怖と残虐的に描かれていて劇画ぽい迫力で子供達を怖がらせたと思う。
絶望的に勝てないノロイに対してガンバをはじめ、ネズミたちがどう立ち向かうのか?
ものすごく美しい絵本の世界
このアニメの凄いところが、背景の美しさです。
特に海の描写が絵本や水彩画のように描かれていて芸術的と言えるほど素晴らしい。
人間達もすべて影絵のような姿で表情もないところも ネズミ視点で描かれていることがわかります。
その絵本のような敬啓の中で ガンバたちネズミがアニメっぽく躍動感をもって動き出す。
この絵柄というか構図というか、全体の世界観がとても斬新な描き方で物語にアクセントを付けている。
一目見て おや? このアニメ どこか違うと感じるのは、絵の作り方にあるのだろう。
オープニングとエンディング
昭和のアニメの中でも 絵本から飛び出てきたような美しい背景とスピード感のある主人公達、豪華な声優さんに加え
友情、知恵、勇気そして冒険という 単純かつ奥深いストーリー展開
オープニングから、冒険の旅へのワクワク感が止まらない。
サンバのリズムで主題歌にのせて 絵本のような背景と躍動感あふれるガンバ達をもていると冒険の旅に出かけたくなってくる。
一方、エンディングは、適役 ノロイ(白いイタチ)の恐ろしいまでの不気味さと絶望的な音楽と死を匂わせるような歌詞が流れ
その恐怖の映像に泣き出す子供もいたかも知れません。
それほど敵のノロイが恐怖で描かれている。
最近のアニメのカップリング曲とは違い ガンバの冒険 というアニメのために作詞作曲 しかもサンバとバラードを手抜きなしで作成している。
当時はコンピュータでの打ち込みなどなくスタジオ収録だった。
友情、勇気、好奇心にしっぽを立てろ
ガンバの冒険!のテーマは、友情、勇気、好奇心に冒険の旅である。
ワンピースの原点のような話かも知れません。
しかし、ガンバ達は特殊な能力はありません。
生物界でも一番弱いネズミです。
主人公 ガンバは、勇気を出すときに しっぽを立てろ と声をかけます。
しっぽを立てろ
そう 勇気を出すおまじないです。
ガンバ達は、仲間とのチームワーク、知恵、勇気で海を乗り切り ノロイが支配する ちゅー太の島に到着
ノロイとの戦いが始まります。
ノロイを倒す方法が、第一話のちゅう太の唄にヒントがあるのだが、それは観てのお楽しみ。
3話まで視聴
現在、3話まで視聴できます。
3話の段階だと 「さぁ 海に向かって 冒険の旅」のはじまりで これから というところで終了です。
この作品は、今の子供達にも絶対に見せておくべきアニメであると思います。
友情、知恵、勇気、好奇心、冒険の旅が主軸ですが、ワンピースのような捻ったストーリーではなく、直球でわかりやすく、主人公達がストレートに飛び込んできます。
芸術的とも言える背景の描き方や躍動感あるガンバ達の動き 子供達によい作品を贈ることに情熱をかけていることが画面を通じて伝わってきます。
ぜひ、続きもみたいものです。
TMSアニメ公式チャンネルさん お願いします。
まとめ
昔のアニメは凄い
昭和のアニメは手抜きなし
なんて言うつもりはありませんが、ガンバの冒険!は、ぜひ 今の子供達に見せるべきだと思う。
オープニング、物語、エンディングとすべて ひとつの流れの中で後生されていることがわかります。
現在、3話までですが、ガンバの冒険!の世界に旅立ってほしい。
今時のアニメにはない、純粋な世界があなたを待っています。
昭和アニメのひとつの到達点とも言える「ガンバの冒険」ぜひご覧下さい
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