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青春学園ドラマの主題歌に萌える 「青春とはなんだ」 「飛び出せ青春」 「われら青春」 俺はお前達が好きだ

われら青春 ドラマにようこそ

昭和の青春ドラマ いくつ覚えていますか?

学園ものの元祖「青春とはなんだ」、「飛び出せ青春」、「われら青春」の太陽学園高校を舞台にした学園シリーズ、「ゆうひが丘の総理大臣」など漫画を原作としたとした学園もの

「俺たちの旅」「俺たちの朝」「俺たちの祭り」など青春ドラマシリーズ

昭和の時代 これらのドラマを見て 高校生活、大学生活を共に歩んでこられたご同輩 おおいと思います。

今回は、青春学園ドラマの主題歌に絞って ご紹介するという企画です。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

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青春ドラマのはじめの話

高校を舞台とした青春ドラマは、石原慎太郎の小説を1965年に日活により石原裕次郎主演、舛田利雄監督で映画化され 1965年10月24日から1966年11月13日にテレビドラマとして放映されました。

ここから 高校を舞台とした青春学園ドラマが始まります。

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青春とはなんだ

「青春とはなんだ」は、日活映画化とほぼ同時期、1965年10月24日から1966年11月13日にかけて東宝制作、テアトル・プロ共同制作で日本テレビ系で放送されました。

主演は、野々村健介(英語):夏木陽介、ヒロインは、永井明子(英語):藤山陽子というこの後に続く学園ものに続く、若い教師が、赴任してくるところからはじまります。

舞台は東宝青春学園シリーズ

米国帰りの英語教師、ヒロインの美人教師の微妙な関係とラグビーやサッカーという運動部を舞台にするのもこの作品が最初です。

スタッフ
原作・原案:石原慎太郎
監修:千葉泰樹
プロデューサー:岡田晋吉(日本テレビ)、中根敏雄、大木亀雄
音楽:いずみたく
脚本:井手俊郎、須崎勝弥、浅川清道、田波靖男、倉本聰、田中美樹
監督:松森健、児玉進、高瀬昌弘

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主題歌・挿入歌
主題歌「若い明日」
歌:布施明(作詞:岩谷時子 作曲・編曲:いずみたく/キングレコードBS-324)

挿入歌「貴様と俺」
歌:布施明(作詞:岩谷時子 作曲・編曲:いずみたく)

これが青春だ

「青春とはなんだ」の好感触をつかんだ関係者は、次の作品を用意した。
前回の夏木陽介主演という計画でしたが、夏木陽介が映画『なつかしき笛や太鼓』に出演が決まったため、無名の新人だった竜雷太を主役にすることになった。
主役の先生役は、このあとのシリーズでも売り出したい青春スターのお披露目となってゆき、後の中村俊輔など大スターを生み出して行く。

これが青春だ

また、ヒロイン役も同様にお披露目に近い形となってゆく

出演者
竜雷太 – 大岩雷太
藤木悠 – 左右作(教頭)
弓恵子 – 松代優子(数学教師、バレーボール部顧問)

放送データ
放送期間:1966年11月20日 – 1967年10月22日
放送時間:毎週日曜日20:00 – 20:56
放送回数:39回

主題歌・挿入歌
「これが青春だ」 (1966年12月10日発売、キングレコード BS-567)
歌:布施明 作詞:岩谷時子 作・編曲:いずみたく

「貴様と俺」
(1966年12月10日発売、キングレコード BS-567)
歌:布施明 作詞:岩谷時子 作・編曲:いずみたく

「あの娘と暮らしたい」
歌:竜雷太 作詞:岩谷時子 作・編曲:いずみたく
LPアルバム『これが青春だ』 (1966年12月、キングレコード SKK-355)

書籍
須崎勝彌著『これが青春だ 正編』(ルック社、昭和42年5月25日)のち第1巻
須崎勝彌著『続これが青春だ』(ルック社、昭和42年10月14日)のち第2巻
須崎勝彌著『これが青春だ 完結編』(ルック社 昭和42年11月14日初版)のち第3巻

でっかい青春

東宝青春シリーズの第3弾
竜雷太が主役ですが、先生ではなく役員(市に新設された体育振興係職員)という役柄で不良を集めラグビーを通じて構成させて行くというお話

でっかい青春

不良を集めてスポーツを通じて更生させてゆくという清秋ドラマの黄金パターン

放送データ
放送期間:1967年10月29日 – 1968年10月13日
放送時間:毎週日曜日20:00 – 20:56
放送回数:41回
放送形態:モノクロフィルム作品
番組提供:大正製薬、明治製菓

出演者
竜雷太 ‐ 巌雷太(市役所体育振興課→21話より高校教師、体育部長)
広瀬みさ ‐ 高見紀美(国語担当、バレー部顧問)
藤田進 ‐ 山村順平校長
名古屋章 ‐ 立石大五郎(体育部長→21話より教頭)
岡田可愛 ‐ 松葉愛子(市役所職員→22話より高校事務員)

主題歌
歌:布施明「でっかい青春」
(作詞:岩谷時子 作曲・編曲:いずみたく)

歌:布施明 「青春のマーチ」
(作詞:岩谷時子 作曲・編曲:いずみたく)
発売元:キングレコード(BS-741)

「でっかい青春」は、知っている人も多いと思います。
空に輝くでっかい太陽♪

進め!青春

4作目となるとマンネリ打開のため これまでの熱血教師から方向転換
生徒と共に泣き笑う 共感する先生を描き出す。

視聴率が悪く(メキシコオリンピックと重なる)11回で打ち切りとなった。

放送データ
放送期間:1968年10月20日 – 1968年12月29日
放送時間:毎週日曜日20:00 – 20:56
放送回数:11話
放送形態:カラー作品

出演者
浜畑賢吉 – 高木進(社会、サッカー部部長)
亀井光代 – 河野真知子(英語、フェンシング部部長)
東野英治郎- 戸川棒太郎校長
平田昭彦 – 江島俊平教頭
岡田可愛 – 熊木愛子(医務室勤務)
大塚道子 – 美川千代(数学)

主題歌・挿入歌
作詞:岩谷時子 作曲・編曲:いずみたく
主題歌:浜畑賢吉「進め!青春」

挿入歌:浜畑賢吉「走れゴーゴー」
挿入歌:岡田可愛「悲しきカナリア」

炎の青春

私立陽光学園という元女子高だけあって3分の2が女生徒という設定

バスケットボール部の部長先生が新任の猪木豪太郎(東山敬司)と交代することで生徒が猛反発 生徒との確執をどのように解決するかというのがストーリーの軸となる。

スタッフ
監修:千葉泰樹
プロデューサー:黒田正司、岡田晋吉、中村良男
脚本:鎌田敏夫、永原秀一、上條逸雄、須崎勝彌、田上雄、田波靖男、木村佳世、武田宏一、鴨井達比古
監督:高瀬昌弘、土屋統吾郎、石田勝心
音楽:いずみたく
撮影:内海正治
ナレーション(次回予告):山田康雄

放送データ
放送期間:1969年5月12日~1969年7月14日
放送時間:毎週月曜日20:00~20:56
放送回数:10話
放送形態:カラーフィルム作品

出演者
丸数字は第一話クレジット順。

〈陽光学園教職員〉

東山敬司 ‐ 猪木豪太郎(国語、バスケットボール部長)
柏木由紀子 ‐ 西村靖子(英語)
佐藤英夫 ‐ 和田次郎(地理)

主題歌
「炎の青春」歌:中原蒼二
作詞:岩谷時子、作曲・編曲:いずみたく」

『これが青春だ~青春ドラマテーマソング大全』(キングレコード KICS1351)に「第二のテーマ」と共に初音源化

「炎の青春 第二のテーマ」 歌:中原蒼二
作詞:岩谷時子、作曲・編曲:いずみたく

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飛び出せ!青春

レッツ・ビギン Let’s begin!」が合い言葉
前作『おれは男だ!』の高視聴率を受けて 青春学園シリーズ復活
これが大ヒットとなり高視聴率をたたきだす。

主役の本倉明子(国語):酒井和歌子さんがとてもお綺麗で男生徒のマドンナ的な存在

主題歌の「太陽がくれた季節」は、第14回日本レコード大賞・新人賞、1位(オリコン)
1972年度年間10位(オリコン)を獲得
また、挿入歌「夜明けの停車場」石橋正次も大ヒットとなる。

ストーリーは
落ちこぼれが集まった 太陽学園高等学校が舞台 この高校(無試験)という設定
その中でも劣等生の集まりサッカー部がストーリーの中心
新任 河野武(村野武範)がサッカー部の顧問となり 生徒達と強い絆を結んで行くというお話です。

放送データ
放映期間:1972年2月20日〜1973年2月18日
放映日時:毎週日曜20:00〜20:56(1972年10月以降は20:55まで)
放映回数:全43話
放送形態:カラー作品

登場人物
河野武(英語):村野武範
本倉明子(国語):酒井和歌子
後藤梅子(寮母):菅井きん
名和半次郎(ラーメン屋):名古屋章
本倉惣之介(理事長):佐藤慶

生徒役も清秋ドラマの定番となるメンバーが集まる
高木勇作:石橋正次
片桐次郎:剛達人
柴田良吉:頭師佳孝
山本大作:保積ぺぺ

ゲストも多彩で
水谷豊、竜雷太、児島美ゆき、村井国夫、鮎川いずみ
寺田農、藤木悠、主題歌を歌っている青い三角定規も出演している。

主題歌
「太陽がくれた季節」
作詞:山川啓介
作曲:いずみたく
編曲:松岡直也
歌:青い三角定規

「青春の旅」(多くの回のエンディングに流れた)
作詞:山川啓介
作曲:いずみたく
編曲:松岡直也
歌:青い三角定規

挿入歌
「ひとつの地球に生まれて」
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく
編曲:大柿隆
歌:村野武範

「青春はどこに」
作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく
編曲:大柿隆
歌:村野武範

「夜明けの停車場」
作詞:丹古晴巳
作曲:叶弦大
編曲:小山恭弘
歌:石橋正次

寮でののぞき疑惑事件で「雨雨降れ かぁさんが♪」を歌っていて疑惑が晴れた河野先生のシーンをなぜか思い出す。

最終回でサッカーの強豪に勝つために高木勇作:石橋正次のコーナーキックからの直接ゴールが「印象的

われら青春!

大ヒットした「飛び出せ青春」を続き、太陽学園が舞台となり、ストーリーの繋がりがあります。
中村俊輔の事実上デビュー作品で彼は、この後も青春スタートして数多くの主役を演じることになります。

大学の先輩でもある河野武の後任として私立高校である太陽学園へ赴任となった沖田俊(中村俊輔)が生徒と共に悩みながら成長するというストーリーでラグビー部

「俺はお前達が好きだ」
という台詞は有名です。

主題歌「帰らざる日のために」もヒット
挿入歌 中村雅俊「ふれあい」は、1位(オリコン)、売上126.5万枚(オリコン)とミリオンセールスを記録

放送データ
放送期間:1974年(昭和49年)4月7日 – 9月29日
放送時間:毎週日曜日20:00 – 20:55
放送回数:全22話
カラー作品

出演者
沖田俊:中村雅俊
杉田陽子:島田陽子
江川俊介:穂積隆信
塚本信二:柳生博
杉田良策:有島一郎 校長
中岡大介:草薙幸二郎
美山:日色ともゑ
江川俊介:穂積隆信の校長への野心ありありと「塚本くん」と呼ばれた塚本信二:柳生博の掛け合いも見所である。

太陽学園高校 生徒役で落第した 山本大作:保積ぺぺが引き続き出演、水野茂樹:清水昭博、風間みどり:竹下景子もレギュラー出演

その他にも名和半次郎:名古屋章、駅前のまんじゅう屋:佐山俊二、山本豊子:塩沢とき、水野光子:吉行和子、白川勘太郎:下川辰平も出演している。

ゲストとして前作品の 河野武:村野武範、片桐次郎:剛達人も出演

主題歌・挿入歌
オープニングテーマ

「帰らざる日のために」
作詞:山川啓介 作曲:いずみたく 編曲:森岡賢一郎
歌:いずみたくシンガーズ

中村雅俊「ふれあい」
(2曲ともに第13話で初めてオンエアされ、その後数回にわたって使用された)

「青春貴族」

1位(オリコン) 登場回数32回(オリコン)
売上126.5万枚(オリコン) 1974年度年間4位(オリコン)
ミリオンセラーを記録している

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「俺はお前達が好きだ」

「俺はお前達が好きだ」
駅のホームで涙を流しながら沖田先生が生徒に向かって涙ながらに叫ぶシーン
ラクビーボールを駅のホームで生徒と投げ合うシーンに引き込まれた

青春シリーズは、まだ続きます。

中村俊輔は、この作品で大ブレークを果たし、俺たちの勲章、俺たちの旅、俺たちの祭、青春ド真中、ゆうひが丘の総理大臣、大河ドラマをはじめ数々の映画、舞台に出演 俳優として揺るぎない活動を続けて行くことになります。

今回は、青春ドラマシリーズの主題歌、挿入歌をご紹介しつつ 簡単なストーリーと情報をお送りいたしました。

俺たちシリーズでPart2も予定していますの公開をお待ちください。

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また、各ドラマの深掘りも鋭意制作中です。

では、また 次回 昭和の青春ドラマでお会いいたしましょう。

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