「西遊記」覚えていらっしゃるでしょうか?
ここで言う西遊記は、故夏目雅子さんが、三蔵法師を演じていたドラマです。
堺正章の孫悟空は、マジで棒術を習得した見事な殺陣を披露
1978年の放送だから、ご存知の方が少ないかも知れません。
昔のドラマは、カネをかけて丁寧に撮影されたものが多く、再放送でよいので観る機会が増えればよいと思っています。
今週の金曜日のロック魂は、
その主題歌、「モンキー・マジック」そしてエンディングテーマの「ガンダーラ」が大ヒットしたゴダイゴの話です。
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1975年結成 1978年大ブレーク
1975年
ミッキー吉野が中心になりゴダイゴを結成。
当時のメンバーは、4人だった
スティーブ・フォックス
浅野孝已
原田裕臣
タケカワユキヒデ
1976年 ファーストアルバム
『GODIEGO (組曲:新創世紀)』
このアルバムは、日本発売のアルバムではじめて全曲英語の歌詞であった。
1978年
冒頭でも話題にしたテレビ番組『西遊記』が放映開始
のエンディングテーマ「ガンダーラ」、主題歌「モンキー・マジック」が大ヒットとなる。
昔むかし、この世に人間が現れる遥か前,
世界は天も地もひとつになり、 どろどろと溶岩のように漂い流れておりました。
やがてそれが少しづつ固まり、4つの大陸ができました。
その中の一つ、東勝神洲の一部に山がありました。
その名を「花果山」と言います。
というナレーションではじまった「モンキー・マジック」は、めちゃくちゃカッコいい曲だった。
モンキーマジック
ガンダーラ
1979年
ユニセフ国際児童年協賛曲である「ビューティフル・ネーム」
ビューティフル・ネーム
そして映画版『銀河鉄道999』
さらに
『西遊記II』「ホーリー・アンド・ブライト」
ゴダイゴの名前は、日本中の誰もが知るところとなった。
1980年 スティーヴ・フォックスが宣教師になるために脱退
1985年 事実上解散となる
プログレバンド
彼らの音楽は、「ビューティフル・ネーム」などを聞くと
ロックじゃないじゃん!
という人もいるかも知れませんが、自分はプログレッシブ・ロック(英: Progressive rock)であると思っています。
アルバム『DEAD END』1977年を聞いてみればよくわかる。
プログレッシブ・ロックは、進歩的、革新的なロックと呼ばれるが、1980年前後にこのようなバンドは、ゴダイゴしかなかったでしょう。
トップクラスの才能が集まった
ミッキー吉野は、バークリー音楽大学に留学
スティーヴ・フォックスもバークリー音楽大学に在籍していた。
浅野孝已は14歳でバンド活動
トミー・スナイダーは、幼い頃からドラマーとしてステージに立っていた。
タケカワユキヒデは、幼いころから作曲の才能があり
才能あふれるひとが集まったバンドだった。
再活動
2006年東大寺でコンサート開始 再結成となり現在も継続中
大人のモンキーマジックに注目!
CMソングや映画
ゴダイゴは、CMソングも多数手がけている
1976年「僕のサラダガール」カネボウ化粧品
1977年のミラージュボウル
1979年の「ハピネス」サントリービール
映画の主題歌も銀河鉄道だけではない
1977年 大林宣彦監督作品「HOUSE」主題歌
1982年 東映動画「アラジンと魔法のランプ」テーマソング
TV番組のテーマも多く
1999年 TBS系「噂の!東京マガジン」JAVA WA JAVA~」
2011年 ぶらり途中下車の旅
「みんなのうた」でも歌っている。
2015年 きみはミラクル
https://youtu.be/2Ylu9XEUfE4
数えられないほどの名曲が生まれ、今でも歌い継がれている。
まとめ
久しぶりに『西遊記』をYouTubeで見たら、懐かしさで涙が出そうになった。
夏目雅子さんの美しいこと
テレビが元気だったころの話である。
それ以来
「ホーリー・アンド・ブライト」が、ヘビーローテーションとなっている。
ゴダイゴは、今聞いてもしっかりとしたメロディが心地よい。
「ゴダイゴ」の楽曲は、YouTube Musicで聴くことができますのでお試しあれ
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