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アリス(Alice) フォークソングからニューミュージック時代を駆け抜けたスーパーバンド

水曜日の歌謡曲

「昴」、「サライ」などよく意味がわからない楽曲を歌っていた 谷村新司

紅白歌合戦で「コテコテの演歌を歌ってた」堀内孝雄

この二人、1970年後半から80年代初頭にかけて大ヒットを連発したアリス(ALICE)という3人組のフォークソンググループで活躍していたことをご存じですか?

今回は、昭和のフォークソングからニューミュージックに華麗に転身「日本人初の日本武道館3日間公演」という偉業を成し遂げたアリス(Alice)に注目いたします。

最後まで素敵な音楽を愉しんでいただけたら幸いです。

フォークソングからニューミュージック

1960年代~70年代 日本は、学生運動という 今で言うところの「テロ」や「暴動」を引き起こしていた時代がありました。
そんな混沌とした時代を象徴する音楽がフォークソングでした
岡林信康、泉谷しげる、なぎら健壱という「シンガーソングライター」が誕生したのもこの時期です。

フォークソングは、学生運動が下火になり高度経済成長が熱を帯びてきた頃「ニューミュージック」と呼ばれる新しい音楽が誕生してきました。

そのまっただ中「アリス(Alice)」というグループは大ヒットを連発したのです。

アリス(Alice)

1972年 谷村新司と堀内孝雄,矢沢透の3人で「アリス」が結成さえr1972年3月5日、シングル「走っておいで恋人よ」でデビュー

しかし、ヒット曲に恵まれずツアーやライブの日々が続いてゆく

1972年10月 文化放送『セイ!ヤング』に谷村新司がDJとして抜擢され認知度とが広がり
1975年9月5日「今はもうだれも」(カバー曲)がヒット オリコン11位となる

『今はもうだれも』:アリス

続いて
「帰らざる日々」「冬の稲妻」「涙の誓い」「ジョニーの子守唄」「チャンピオン」「秋止符」「狂った果実」とヒット曲が続き 1978年には日本人アーティストとして初めて日本武道館3日間公演を実現することになった。
下火になってゆくフォークソング決別、ニューミュージック路線に転向してゆく。

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特に1977年10月5日リリース「冬の稲妻」のヒットにロック色が強くなり バックバンドにエレキギター、シンセサイザー取り入れ より ロック色を強めることになった。

代表曲を聴いてみよう

冬の稲妻

「冬の稲妻」(ふゆのいなづま) 1977年10月5日に東芝EMIからリリースした11枚目のシングル
54万のセールス、1978年度年間売り上げ2位(オリコン調べ)となる。

また、TBSテレビ「ザ・ベストテン」でランクインしている。

レーベル:EXPRESS/東芝EMI
作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄

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涙の誓い

「涙の誓い」(なみだのちかい)は、1978年3月5日に東芝EMIから発売されたアリスの12枚目のシングル
40万枚を超えるセールスと最高位4位を記録

最高順位4位(オリコン)
1978年度年間29位(オリコン)
5位(ザ・ベストテン)
1978年年間21位(ザ・ベストテン)

レーベル:EXPRESS/東芝EMI
作詞:谷村新司
作曲:谷村新司
編曲:石川鷹彦

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ジョニーの子守唄

「ジョニーの子守唄」(ジョニーのこもりうた)は、アリスが1978年6月20日に東芝EMIからリリースした13枚目のシングル

最高順位6位(オリコン)
1978年度年間18位(オリコン)
3位(ザ・ベストテン)
1978年年間7位(ザ・ベストテン)

作詞:谷村新司
作曲:堀内孝雄
編曲:石川鷹彦

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チャンピオン

アリスのシングルでは唯一のオリコン1位を獲得し、最大のヒット曲

週間1位(オリコン)
1979年度年間8位(オリコン)
1位(ザ・ベストテン)
1979年年間10位(ザ・ベストテン)

作詞:谷村新司
作曲:谷村新司
編曲:石川鷹彦

活動停止

1981年11月7日の後楽園球場にてラストライブ「アリス・ファイナル」を開催し活動停止
理由は、個人での活動が多くなったためと言われます。

活動停止なので解散ではないので1987年、2000年に短期ですが再稼働しています。
2000年の再稼働は、神戸での阪神・淡路大震災がきっかけでグループ名もAliceからALICEと発表
同年、紅白歌合戦出場後、2001年には1月17日に追悼コンサートを開催しました。

2005年12月31日の第56回NHK紅白歌合戦で再稼働しています。

2008年 28年ぶりの完全再始動を発表

2010年2月28日には東京ドームで公演

2022年11月17日、活動50年を記念して有明アリーナで『ALICE GREAT 50 (FIFTY)』を開催

そして

2023年10月8日 谷村新司が亡くなりました。

アリスの魅力

フォークソングからニューミュージックという時代
アリス(Alice)というブランドを確立しコンサートも満員、アルバムも好調で成功したグループで時代を駆け抜けていった。

晩年 谷村新司は、ラジオでこのようなコメントを残している

2019年4月に出演した『上柳昌彦 あさぼらけ』にて、「(音楽性も何もかも違うが)3人の仲は正直どうなのか」と問われ、「仲良くなければこんなにはやっていない」「しょっちゅう一緒にいるから夫婦生活のようなものであり、毎日のようにいればお互いのいいところも欠点も見えてくる。でも夫婦とは不思議なもので、その欠点も『こういうところあるんだ』『じゃあこういうときはこっちがこうしてあげたらいい、と思いやれる』でやってきた。そういう状態でいたグループ。音楽性も食べ物の趣向が違っているのは当たり前で決して我が強いわけではなかった。言ってみればクールなグループだ。」と評した。

ウィキペディア:アリス

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