水曜日の歌姫で取り上げてきた歌手は、シンガソングライターより、プロの歌唄いの人が多いかも知れない。
唄を創り上げる才能と表現する才能は、別のものと思っている。
両方を兼ね備えて成功する人は少なく、長い間活躍できている人はもっと少ない。
今回取り上げる大橋純子は、「プロの歌唄い」だと思う。
その表現力は、ずば抜けて高い。
ヒット曲を見れば、今でも歌い継がれているものが多い。
それは、楽曲だけではなくオリジナル歌手の魅力があるからだろう。
大橋純子 & もんたよしのり【夏女ソニア 】
1983年4月 コーセー化粧品 夏のキャンペーンCFソングである。
夏女ソニア<もんたよしのりとのデュエット>
詞:阿久悠、曲:芳野藤丸 編曲:佐藤準
まずは、このデュエットを聴いてみよう
夏女ソニア
当時、絶頂期 もんたよしのりとのデュエットは、もんたよしのりの声と対象的な美しい伸びやかな声がよくあっている。
たそがれマイ・ラブ
大橋純子 10枚目のヒット曲で彼女の代表曲でもある。
たそがれマイ・ラブ / 大橋純子
作詞:阿久悠、作曲・編曲:筒美京平
1978.08.05発売
TBSテレビで1978年8月21日放映の3時間ドラマ「獅子のごとく」の主題歌にもなりベストテンでも10位にランクイン
サファリ・ナイト
たそがれマイ・ラブの次のシングルカット
1978年11月発売
サファリ・ナイト
詞:竜真知子 曲:佐藤健、編:佐藤健
たそがれマイ・ラブとイメージが違う詞と曲でスピード感がある。
個人的に一番好きな曲なのです。
ボーイッシュなイメージと曲があっている。
シルエット・ロマンス
1981年にサンリオが、米国の恋愛小説の新書を出版していたシルエット(Silhouette)社と契約したときのCMソングである。
1981年11月25発売
シルエット・ロマンス
詞:来生えつこ、曲:来生たかお 編曲:鈴木宏昌
いわば企画のために作られた唄ですが、CMソングというより彼女の代表曲として有名です。
作詞作曲に当時、当時のヒットメーカー 詞:来生えつこ、曲:来生たかおを起用
シルエット(Silhouette)社は、その後、版権をハーレクインに移管したためにサンリオとの契約は終了。
そうです、ハーレクインロマンスこそ、シルエット・ロマンスなのです?
愛は時を越えて
1992年10月
愛は時を越えて
詞:芹沢類 、作曲:織田哲郎、編:重実徹
NTV「外科医・有森冴子2」テーマソングに採用
20万枚のヒットになった。
こうして長い間、第一線で活躍できる歌手は少ない。
ビューティフル・ミー
ビューティフル・ミーを聴いてみよう。
詞:山川啓介、作・編曲:佐藤健
「第30回NHK紅白歌合戦」1979年
https://youtu.be/bVztt3UwOMs
この1979年 作曲家の佐藤健と結婚
公私とも充実した映像だと思う。
最後に
大橋純子 シルエット ロマンス/たそがれマイ ラブ with 上松美香(harpa)
素晴らしい楽曲と表現力にひきこまれます。
ぜひ、聴いてみてください。
2023年11月9日(木曜日)午後4時14分、死去。73歳没[6]。『夏女ソニア』でデュエット組んでいたもんたよしのりが10月18日に急死し、23日に追悼コメントを出したのが、結果的に生前最後の公的発言となった。
ご冥福をお祈りいたします。
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